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  • 駆けるミドリ、蒸気を纏う。

    2007 年 「かわさき臨海部デザインコンペ」 実施コンペティション 優秀賞 受賞作品 火力発電所の発電に使用された蒸気を近隣工場で最利用する省エネルギー事業で設置される蒸気配管の実施デザインコンペ。 募集要項では配管にシートを貼ってその中でのグラフィックデザインが求められていた。しかし表面上のデザインでこの工業地帯のアメニティの向上ができるとは想像できなかったため、思い切って条件を乗り越えた提案を考えた。 蒸気配管を緑化パネルで覆い、ところどころに「窓」と「アーチ」を設けた。「窓」は鳥たちの水浴び場、「アーチ」は人々のベンチとして機能する。この壁の最大の特徴は「蒸気」を発散することである。決められたスケジュールで、内部の蒸気供給管に設けられた弁が開放され、壁は霧に包まれたような様相を見せる。このことは植物に水分を与えるほかイベント性を兼ね備えることによって市民の関心を引き、結果この蒸気供給管の理解を深めてもらうきっかけとなる。